指導をするというのは、そう簡単なことではなく、何が正解で何が間違っていて、どうすれうまく伝えることができるのか本当に難しいですよね。
答えのある勉強や、基本の道徳的なことであれば、わりと指導もしやすいものですが、スポーツの指導となると、一気に難しさを増しますね。
今回は、バドミントンについて、指導をしていく上で大切なことなどをご紹介していきたいと思います。
中学や高校というようにレベルが全然異なる時はどんなことに気を配ればいいのでしょうか?!
バドミントンの指導案で大切なことは?
バトミントンをすること自体へ興味や楽しさを感じさせることがとっても大切です。
それが根底にないと、どんなに良い指導案を持っていようと、きっとうまく指導することができないと思います。
そこを大前提としたその上で、向上心を持たせるようにしたり、ダブルスやチーム戦などによって協調性を育んだりするといいのではないのでしょうか。
練習の中で、ミニゲームやちょっとした試合を設けることによって、強くなりたいという思い、勝ちたいという思いを芽生えさせることも出来ますね。
これから練習や試合などを経験していく生徒や選手にとっては、自主性が身につくような指導ができるといいですね。
特に上手い人を先生として、子どもたちの中でレベルアップをさせるような時間を作ってみるというのもオススメですよ。
いろんな方法を使って、技術面はもちろんですが、それ以外にも何か得られるような指導ができるといいんじゃないでしょうか。
バドミントンの指導案 中学校で大事なこと!
中学では、技術の名称やルールやポジショニングなどの知識的な理解を深めることも指導案として重要です。
そういったことを指導する時には、前に立って話をする必要があるかと思いますが、生徒側が大人数の場合は聞き逃す人もいくらか出てくる可能性があります。
なので、きちんと話を聞くときは聞くような基本の関係性を築き、誰にでも聞こえるような声で指導をしてあげましょう。
技術的な面では、ラリーが長く続くようなゲームができるように、基本動作やラリーを長く続けるコツを含めて指導していきます。
ある程度練習が進めば、きちんと相手のコートにシャトルを返すことができるかや、打ち方の種類ごとにヒントできているかのテストをしてみても良いかと思います。
一人ひとりの技量を定期的に見てあげる事はそれぞれのレベルアップにもつながっていくとても重要なことです。
本人が気づいていない癖や好ましくないフォームなどに気づけるきっかけにもつながりますね!
バドミントンの指導案 高校で大事なこと!
高校では、自分自身で作戦や戦略を練る力をつけられるような指導案にすることが重要です。
シャトルを打った後どうなるのかや、どの打ち方にするのかなど、その時その時の判断がきちんと的確にできているのか等についても見ていかなければなりません。
練習に意欲的に取り組んでいるか、積極性があるかどうかなど、分かりやすく目に見えていないような部分まで評価をつけていく必要がありますね。
サービスをうまく空いた場所や狙ったポイントに入れることができるかどうかも強く意識させていきましょう!
日々の練習の中でも、かなり本格的なゲームが行えるようになると思うので、本人たちも競い合う楽しさを、より感じやすいのではないでしょうか。
さらに向上心があがっていくように、毎日でもゲームはすると良さそうです。
練習への意欲もどんどん高まっていくでしょうし、それに伴って、チーム全体で大きくレベルアップしていけるのが理想ですね!
まとめ
スポーツは何事も楽しむことが大切。バドミントンも打ち方がたくさんあって難しいところはありますが、生徒さんが楽しめるように指導していってください。
また、自分自身を客観的に評価できるようにしてあげると、改善点が見つかり更に上達するようになったりします。
いろんな指導の仕方があるかとは思いますが、いずれは体育館に「パシューン!」という気持ちの良いシャトルの音がたくさんテンポよく響き渡るようになるといいですね!