テニスって爽やかなスポーツのイメージで、女子はかわいく、男子はかっこよく、憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。
ところで、テニスには硬式テニスと軟式テニスの2種類ありますが、その違いって分かりますか?
ボールだけの違いなのか、はたまたルールも全然違うのか…
どんな違いがあるのかについて詳しく調べていきたいと思います!
さらに今回は、硬式テニスについて掘り下げていくので、これから始めようとしている人は是非目を通していってください!
硬式テニスと軟式テニスの違いのまとめ!!
軟式テニス
・ボール:白のゴムボール(30〜31g)
・ラケット:網の張りは強くない
・ネット(中央部分):1.07メートル
・スコア:1→2→3→4
・打ち方:ラケットの片面を使用
硬式テニス
・ボール:黄色い硬いボール(56〜59.4g)
・ラケット:網が強めに張ってある
・ネット(中央部分):0.914メートル
・スコア:0→15→30→40
・打ち方:ラケットの両面を使用
というような違いがあります。
1番の違いであるボールですが、柔らかくて軽い素材の軟式テニスのボールは、硬式に比べてボールのスピードも全然遅いです。
ボールの材質によって、ラケットの網も変わってくるのは理解できる違いですが、ネットの高さにも違いがあるというのには驚きますね。
両サイドの高さは1.07メートルでどちらも同じなのに対して、中央部分だけというのも面白いところです。
初心者や女性でもゆったり楽しめるのが軟式で、ドキドキ感や爽快感が味わいたいという人は硬式がオススメです!
硬式テニスのルールを簡単にご紹介!
基本的に、硬式テニスのルールは、
・相手側から来たボールをワンバウンドで打ち返す
・コート中央のネットの上を超えるようにしてボールを打ち返す
・相手のコート内でバウンドするようにボールを打ち入れる
・サーブを打ち始まると、どちらかが得点を取るまでは続く
というような感じです!
ややこしくなく、イメージ通り簡単ですよね。
言わずもがなですが、シングルスは1対1で戦い、ダブルスでは2対2で試合を行います。
硬式テニスで一番特徴的なのが、得点の数え方です。
4ポイントで1ゲームになりますが、ポイントを0→15→30→40という数え方をするんですよ!
それぞれ、ラブ→フィフティーン→サーティー→フォーティー
といいます。
6ゲーム1セットとなり、あらかじめ決めておいたセット数を先に取ったほうが勝利というルールになります。
これだけわかれば、ある程度はゲームを楽しむこともできますし、観戦も知らないでいるよりずっと楽しみながらできると思います!
硬式テニスのルール 審判は誰がするの?
学生などの硬式テニスの試合では、負けたら優勝までの試合の間にどこかで本人たちが審判をする機会が回ってきます。
コールという、専門用語のような言い方が決まっていて、責任重大な役割の上に難しさまで重なってくるんです。
もし、審判をする機会がないとしても、自分がプレーしている時に審判が何を言っているか理解する必要がありますよね。
なので、なるべく早く言い方などを覚えておくといいと思います。
ゲームは、審判の声かけから始まり、審判の声かけで終了となります。
「◯セットマッチ、(選手の名前)トゥ サーブ、プレイ!」
というような声からスタートですよ!
たとえ緊張していたとしても、ハキハキとした誰にでも聞こえる大きな声でジャッジを伝えましょう。
審判の態度1つで、プレイヤーも応援している人もみんなが気持ちよくゲームを行うことが可能です。
カウントは間違えないように、ボールがインかアウトかなどの見極めなど意識するところが多くて大変そうですね!
まとめ
硬式テニスと軟式テニスの違いや、硬式テニスのルールについてなんとなくはわかりましたか?!
同じテニスでも、ボールが違えば、色んなところで異なる点が出てくるんですね。
全く別のスポーツといっても良さそうなくらいです。
今からテニスを始めたいなと思っている人も、始めたばかりの人も、楽しく練習して上手くなっていってくださいね!
たまに、気分転換に軟式テニスをやってみるというのも楽しいかもしれないですね!