ママさんバレーボールをやっている人、特に初心者さんや半年以上~1年くらいやってようやく慣れてきたという人などは、慣れるまではルールを覚えたりレシーブやトスがうまく行かなかったり大変だったと思います。
でもようやく慣れてきたら、バレーボールのネットの高さやボールのサイズ、はたまたルールブックみたいなのはあるのか?など、今更だけど知らないことが多いことに気付いたりなんてことありませんか?
そんなことを考える余裕も出て来たのは立派なものです。
そこでここでは、改めて知りたい!バレーボールのネットの高さには学生や社会人とで違うのか?
また、ボールのサイズって決まっているのか?ルールブックは存在するのか?などを、ご紹介していきたいと思います!
ママさんバレーボールのネットの高さは中高や社会人とは違う?
結論から言うと、学生から社会人までそれぞれネットの高さは違います。
あまり考えたこともなかった人も多いのでは?と思うこのバレーボールのネットの高さ!
まあ大体、成人の身長より高い位置に張られているというのは分かりますよね?
でも中高校生や社会人が使うバレーボールのネットの高さが違うというのは、意外な気がします。
理由は、バレーボールをする人(チーム全体)の身長によるものと考えられます。
背が高い人にとってはネットは高い方がやりやすいですが、逆に背が低い人にとってはあまりネットが高いとレシーブさえままならないということが起きてきます。
当然、背の高い人にとってネットが低すぎると全力の試合が恐らくできないでしょう。
これはバレーボールの試合には、大きなダメージになります。
プロのバレーボール選手が使っているネットも、プロの選手は結構女子でも背が高くて大きい人が多いので、一般人が使うネットよりも高くしているはずです。
しかし、ネットの高さは身長によるものばかりではありません。
実は、バレーボールには6人制と9人制とに分かれていて、9人制の方がネットが低いのです。
では、6人制と9人制でそれぞれネットの高さがどれくらい違うのか?見て行きましょう。
《6人制の場合》
6人制のバレーボールのネットの高さは、学生から一般人、また男女によっても異なります。
- 小学生(男女共):200㎝
- 中学生(女子):215㎝
- 中学生(男子):230㎝
- 高校生(女子):220㎝
- 高校生(男子):240㎝
- 一般女子:224㎝
- 一般男子:243㎝
バレーボールの全日本女子は224㎝、全日本男子は243㎝で試合をしているということです。
《9人制の場合》
- 小中学生(男女):190㎝
- 中学生(女子):200㎝
- 中学生(男子):215㎝
- 高校生(女子)205㎝
- 高校生(男子):225㎝
- 一般女子:215㎝
- 一般男子:238㎝
- 家庭婦人(ママさんバレー):205㎝
ということで、ママさんバレーのネットの高さは、205㎝ということになります。
ママさんバレーのボールのサイズは中高や社会人とは違う?
ママさんバレーのボールは、これも結論から言うと年代によって大きさが違います。
これもちょっと意外ですよね?ボールなんて全部同じ大きさだと思っていました。
見ているだけではボールの大きさって分かりづらいですものね?
バレーボールをやったことがある人には分かると思いますが、バレーボールには「何号」など号数があります。
また検定球と練習球とに分かれていたりします。
これも学生と社会人では使う号数も変わってきます。違いを見てみましょう。
《小学生用》4号軽量球
〇ボールの大きさ:62㎝~64㎝ 〇直径:20㎝ 〇重さ:200g~220g
小学生とはいえ1年生から6年生までいるので、身長も去ることながら体格も違いますが、小学生が使うボールの号数は、これ1種になります。
ただし、4号には「4号軽量球」と「4号球」があるということを知っておいてください。
この2つは見た目殆ど同じで違いは分かりづらいです。
しかし軽量球にはボールに「軽量」と書かれていますので、ボールを購入する時はこの表示があるかどうかを確認してください。
練習の時には「4号軽量球」を使うようにしましょう。
《中学生~家庭婦人(ママさんバレー)用》4号球
〇ボールの大きさ:62㎝~64㎝ 〇直径:20㎝ 〇重さ:240g~260g
ママさんバレーのボールは、高校生のボールより一回り小さいボールを使っていることもあります。
《高校生、大学生、一般用》5号球
〇ボールの大きさ:65㎝~67㎝ 〇直径:20㎝ 〇重さ:260g~280g
小学校や中学校からバレーボールをやっていた人は、高校生になると急にボールが大きくなるので最初は戸惑うと思いますが、すぐ慣れるので心配はいりません。
ママさんバレーがこの5号球を使っているチームもあります。
ママさんバレーのルールブックってある?
ママさんバレーボールには、ルールブックはあります。
6人制と9人制それぞれのルールブックがあります。
そしてこのルールブックには「記録用紙」というのが付いていて、毎試合の記録を付けられるようになっています。
価格は、6人制で1,222円(税込)、9人制で1,100円(税込)となり、昨年10月1日から消費税率が上がったので、この価格になります。
ママさんバレーであれば、「全国ママさんバレーボール連盟」の公式ルールブックがあります。
ママさんバレーには独自のルールがあるので、それを収めたルールブックになります。
「ママさんバレー基本と戦術」という本も販売されていますので、興味ある方は読んでみてください。
《ママさんバレーの歴史》
昭和54年に「全国家庭婦人バレーボール連盟」の前身として設立され、平成23年に「一般社団法人全国ママさんバレーボール連盟」に法人化された、女性だけで運営されている全国組織です。
ママさんバレーには、「全国ママさんバレーボール大会」「全国ママさんバレーボール冬季大会」
「全国家庭婦人バレーボール いそじ大会」「全国家庭婦人バレーボール おふく大会」
「全国家庭婦人バレーボール ことぶき大会」「ま~みんフェスタ」などがあります。
「ま~みんフェスタ」というのは、2018年に始まったばかりのママさんバレーボールのフェスタ」です。
連盟のキャラクターが「ま~みん」という妖精なので、その名前を頂きました。
これにはチーム以外の一般者でも参加ができます。
興味のある方は「ま~みんフェスタ/バレーボール」で申し込みができますので、問い合わせしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
学生からママさんバレーまで、それぞれネットの高さやボールのサイズまで細かく分かれていたのですね。
これからバレーボールを始める方や、やっているけど細かい規制を知らなかったという人はルールブックやフェスタの参加など、積極的にアクセスしてみてくださいね。
ママさんバレーって年齢が上の人が多いイメージですが若いママさんもいますので、興味のある方は一度見学からでもしてみてください。
2020年からはまた新しい気持ちで、いろんなことに取り組んでいきたいですね!